日本女子バスケットボールリーグ準決勝
シャンソンvs富士通

2004年3月2日 午後6時30分 代々木第2体育館にて 大人自由席2000円

2003-2004シーズンの大詰め間近。セミファイナル1勝1敗後の第3戦。シャンソンvs富士通

*< 試合 >*

シャンソンはコンディションがとてもよくがんがん走りまくっていました。富士通は、連戦の疲れか、やや遅く、運動量も少なかったように思います。第1ピリオドの始めで、あっさり10点差がつき、ちょっと勝負あったかなという展開でした。その後、富士通はゾーンプレスなどするのかなと思っていたら、特にそういうことはなく、どんどん離されていってしましました。富士通は、職場の地元の企業で、練習も数回見学させてもらったこともあるし、監督や選手と話をしたこともあるし、応援していたのですが、残念でした。

富士通の選手には悪いのですが、今回この試合は、ひとりひとりの力量の差が出てしまったように思いました。さらに、ひとりひとりの身長差があったようです。シャンソンの方が、少しずつ大きかったのではないでしょうか。5cm相手が大きいと、オフェンスでもディフェンスでも、とても苦しいものだし、10cm違ったらお手上げだというのが、バスケです。その点でも、富士通の選手はとても苦しかったのではないでしょうか。

シャンソン三木選手(#3、キャプテン・ガード)が素晴らしかったです。体の切れもよく、スピードもあったし、ガードしてチーム全体を掌握していたようだし、いいプレーだと感じました。彼女の試合は、何回か見ているのですが、見た中では、今回が一番いいできだったと思いました。高校で全国1位になった後の実業団では、やや期待はずれの感があったのですが、こういうプレーをしていれば、全日本に選抜されるかもしれません。

*< 応援団にお願い >*

繰り返し、このホームページに書かせてもらいました。

機械音による応援をやめていだだきたい。

選手の声、ベンチの声、ドリブルのドンドンという音、シュートインのパサッという音、靴のキュッキュッという音、などが、まるで、聞こえません。生で見る醍醐味のひとつに、そういう声や音が聞こえることがあると思います。機械音の爆音で、生の音声が聞こえず、だんだん、テレビで見ているのかと錯覚してしまうほどです。

盛り上げようと思ってやっているのでしょうが、逆に盛り下げています。どうしてもしたければ、試合前、タイムアウト時、ハーフタイムなどにしぼって行ってください。選手がプレーをしている時は、しーんとしていてもいいではないですか。それだけでも、とてもおもしろいスポーツのはずです。応援団を否定しているわけではありません。楽しいし、ハーフタームショーは見たし、応援グッズはちゃっかりもらったりしました。

フリースロー時のじゃまは、見苦しいです。日本の武士道の精神にあわないと思います。NBAの薄ぺっらなマネで、いやです。そもそも、日本のバスケファンは、どちらかのチームを一方的に応援しようとしている人は少ないと思います。両方のチームのいいプレーを見たい、だけどまあ今日は一応こちらのチームを応援しようかな、という人が多いのではないでしょうか。両方のチームが選手がいいプレーができるようにするのが、見学者のマナーでは、ないでしょうか。まして、選手は20歳そこそこの若い子が多いのです。プロではないのです。フリースローは集中して打てるように、しーんとしていいではないですか。自分のチームの応援は、違う場面ですればいいではないですか。

ラグビーの試合を見に行きました。あれだけの広さなのに、機械音による応援なし。逆に、人の声がよく聞こえるので、あるひとりの人の応援の声が、グランド中に響き渡ったりして、時に会場中の失笑をさそうこともあり、とてもいい雰囲気。いいプレーがあると、会場中の人が、「おー」と声をあげ、スタンドがその声で、揺れるような感じ。

ラグビーでもバスケのフリースローに似た、キックの場面があります。選手が集中して蹴れるように、会場中がシーンとなります。ボールを蹴る音が聞こえ、一瞬の静寂が流れたあと、「おー」の歓声、または「あー」のため息。相手チームをじゃまする声なんていっさいなし。いいなと思います。もちろん、自分のチームを応援するのですが、その前に、ラグビーを楽しもうよという精神が満ちているように感じます。

バスケ界も、早くそうして下さい。

*< 協会にお願い >*

元全日本の、加藤さん・荻原さんや、元全日本監督の中川さんなど、いらしゃってました。ハーフタームにでも、場内アナウンスで紹介して、スタンディングオベーションでも、できないでしょうか。さらに、全日本はオリンピック出場を決めた直後の試合です。その件についても、ハーフタイムなどでも触れ、関係者がいれば、紹介すれば、盛り上がると思いますけど。また、会場にも、そのオリンピック出場を決めた時の写真などを張り出すなど、どうでしょう。日本の女子バスケ界にとって、ものすごく歴史的なことだったわけなので、もっと盛り上げて欲しいと思います。

以下、アマチュア規定に違反しています。

  1. 選手の番号のつけかた
  2. キャプテンでない選手が、直接審判に文句を言う、話をする

1については、NBAのまねで、それで盛り上げると思う、薄ぺらな考えなのでしょう。アマチュアはアマチュアで、4番から始まる番号に愛着を持っているはずです。

ユニフォームの背中のニックネイムも一考を要します。選手のニックネイムを覚えているバスケファンは何割ぐらいいるのでしょう。カズとかゴジラとかイチローなどどとは違って、ほとんど知られていないと思います。そうしたら、お客さんは、まず背番号と名字を覚えようとするはずです。その時に、背番号に、「Nagata」とか[Miki]などど書いてあると、助かりますよね。中学生も、まず、「永田選手」とか「三木選手」と、名字を覚えていくのではないですか。

私、今回松葉杖でした。スタッフによるやさしい声は、いっさいなし。席まで案内してくれるわけでなし。私はそのうち直るでしょうからいいのですが、今後、そういうハンディキャップを負った人が来ることもあるでしょう。「大丈夫ですか」の一声があっていいと思うし、できれば席まで誘導してあげてほしいし、さらにできれば、特別席を用意してあげられらばいいと思います。バスケが好きで、苦労して会場まで来てると思います。そういう人を大事にしてあげられる協会になってほしいと思います。数年前に見たNBAでは、ハンディキャップを負った人のために、コートサイドの特別席が設けられていました。

試合が終わって、トイレにでも寄って帰ろうかなとしていたら、スタッフの「早く退場して下さい」の大声。もう少し待ってもらえませんか。そんなにぐずぐずしてたわけではありません。もう少しまってもらえれば、大声出さなくても自然とみな帰ります。会場の運営の都合があるのでしょうが、せっかくいい試合を見て、ああよかったなと思っているのに、その大声で、ちょっといやな気持ち。

*< 審判の判定について >*

私は、ワッペン持ちでない、ただのバスケファンです。以下、疑問が残る笛がありました。

  1. ディフェンスはコースを占め、あとは手をあげていただけなのに、オフェンスが接触して来たら、ディフェンスのファールというのがあった。選手も納得していないようだった。
  2. ディフェンスは、リングに向かってまっすぐもどっているだけなのに、ドリブル中のオフェンスが体を寄せてきて、接触したら、ディフェンスのファールを吹かれていた。
  3. ディフェンスに体ごと押され、オフェンスが倒れているのに、笛が鳴らない。
  4. 手で相手を突き飛ばしているのに、笛が鳴らない。
  5. ボールにプレーする気がないのに、レイアップシュート直前の飛び上がろうとする選手の前を横切った。テクニカルファールの対象なのに、笛が鳴らなかった。
  6. 速攻を出そうとする選手を、明らかに手で押さえた。これは、アンスポーツマンライクファールでしょう。